30代後半~40代後半でも閉経さえしていなければ妊娠は可能です


あなたは漢方薬を用いて妊娠できると、耳にした事はありませんか?
はたしてそれは本当のことなのでしょうか?

漢方薬(西洋薬と併用する場合には、専門家に相談しましょう)を用いて
妊娠と聞くと、
漢方薬=妊娠という感じを受けられるかもしれませんが
そもそも妊娠できる漢方薬というのはないんですね。
ですから妊娠するための漢方薬と言うのは、
妊娠しやすい体に改善していくという
補助的な役割を担っていると考えた方が無難ではないかと思います。

例えば、よく言われる不妊症の原因として「冷え」がありますが、
この場合は漢方薬を使用して、血の流れを良くし、
冷えの改善を行っていくという療法になります。
人間の平熱は本来36.5℃で、これは酵素が最も活発に働く温度でもありますが
最近は低体温の人が増えているといわれていますので
漢方薬によって、冷えを改善することで
自然妊娠に成功される方もおられるでしょう。
しかしやはりその場合も、
「妊娠できる漢方薬」の効果というより
「漢方薬で冷えを解消」したことによって
自然妊娠ができた、ということになります。

そして漢方薬にも沢山の種類があるため、
一概にこれが良いとは決められません。
漢方の世界は非常にデリケートな分野ですので
自己判断はせず、きちんと漢方薬局や漢方外来などで、
自分に合った漢方薬の処方を受けるのが大切ですね。
またその場合、
漢方薬の処方との兼ね合いも見てもらう必要があるので
服用している薬やサプリメントがあれば、忘れずに伝えましょう。

以下、ごく一般的に、
妊娠しやすい体質に変えていく効果を持つとされる漢方薬の一部をご紹介します。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
 
冷え性や月経不順などに効果があるとされます。
 (冷えによって、頭痛や肩こり、免疫力低下、不眠などが引き起こされます)

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
 冷え性やめまい、血行不良に効果があり、
 子宮内膜症や子宮筋腫がある場合にも処方される事があります。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
 冷え性の改善に有効とされています。

・四物湯(しもつとう)
 
体の血行を促進して、子宮や卵巣の働きを良くします。

これらはほんの一部ですが、
くれぐれも、自分の症状や体質
(体型や性格など、それぞれの要素がお互いに影響しあって形成されるといわれています)に合った薬を
服用するようにしてくださいね。
漢方薬は西洋薬と違って、効き目は緩やかで、
すぐに劇的な変化が見られるものではありませんので
あせらず気長に継続する事が重要です。

30代後半~40代後半でも閉経さえしていなければ妊娠は可能です

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